4月のとある朝、 若林はハンブルグ市内の公園を、 軽くジョギングしていた。 ドイツの朝は日本のそれとは違って少しばかりか寒い。 ふと、気が付くと公園の中に大きな桜の大木があり、 若林はジョギングを止めるとその桜の大木の下に座った。 美しく色付く桜の花、 そしてそこから華麗に舞う桜の花びら達・・・。 その光景に若林は目を閉じて懐かしき祖国や友を思い出しながら、 郷愁に耽っていた。 そして、自分の誰よりも愛する人の事も・・・。 「若林くん・・・」 「え・・・?」 若林は、聞こえないはずの声に驚いて目を開けると、 そこには華麗に舞う桜の花びらと共に、 一人の綺麗な少年が立っていた・・・。 「み・・・さき・・・・?」 「若林くん」 その少年は優しい笑みを浮かべながら若林に近付いて、 彼に抱き着いた。 「逢いたかった・・・逢いたかったよ・・・若林くん」 「岬・・・俺もだ・・・」 若林は岬の行為に驚きながらも平静を保ち岬を抱き締めた。 「若林くん・・・キスしていい?」 「いいよ・・・岬」 そう若林が言うと、岬は若林にキスをした。 淡くて甘い、桜色のキス・・・。 岬がいったん若林から唇を離すと、 今度は若林が岬にキスをした。 その瞬間2人を祝福するが如く、 桜の花びらが花吹雪となって舞い散った。 2人は唇を離すと若林は岬の華奢で小さい身体を 抱き締め、岬の耳元で・・・、 「愛してる」 そう、囁いた。 岬は若林の問いに・・・、 「ボクも・・・」 そう、囁いた。 「本当に・・・?」 若林が問いかけると、 「本当に・・・愛してるよ、若林くん」 岬が若林の肩に腕を回しながらそう返事をして来る。 そんな岬を愛おしく思った若林は岬が自分から離れない様に、 きつく、きつく、岬を抱き締めた。 Fin・・・ |
そしてその桜の木の陰に ヨネスケ(麗)が潜んでいて 写メ撮りまくりとは… フフフ… ラブラブな2人は気づくまい☆ ********************* 岬タンへの愛は十二分に詰め込んだ物ですので、 どうぞ、受け取って下さい。 Lifeサマ〜ッ!! ラブラブモギャ☆な源岬vvv Life様の愛が沢山篭った岬君、 メチャラブリ〜デス☆(*▽*) ありがとうゴザイマシタ♪♪♪ ********************* Lifeism |
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