春のとある午後、
ここは合宿所の食堂・・・。

「はい翼くん、あ〜んして」

そう言って岬がトンカツを翼に差し出す。

「あ〜ん」

ぱくっ

「美味しい?」
「うん、美味しいよ」

その甘い光景に、

「流石ゴールデン・コンビ、やるやん、
しっかしここが公衆の面前だって事が分かるかいな2人共」

と早田。

「そやな、まこ」

と小野田も苦笑しながら相槌を打った。

「畜生、あっちだけ春を通り越して夏だぜ」

と石崎。

「俺にもさせてくれないかな・・・なぁ宣之」

と弓倉の肩に手を乗せる賀茂。

「港さん、そう言う事は2人きりになってからする事です」

と、言いながら賀茂を睨む弓倉。

そんな羨しがる人々の中に、
唯一人嫉妬のオーラを放ってるのがいた。
若林である。

「若林さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃないっ!大体なんで翼の奴が岬と
恋人気取りしてるんだよ!?」
「知らないんですか?翼と岬がデキてるって事」
「何ぃ!?」
「若林さんがもたもたしてるから岬が翼に取られたんですよ」
「・・・・・・」

その後も練習中、夕食、風呂と人も羨むラヴラヴモードに
入っている2人が堪らなく嫌で嫌で・・・、
そして遂にキレた若林は翼と岬の部屋にやって来た。

トントン
「どうぞ・・・若林くん!?」

部屋の中には岬だけが居た。

「岬・・・お前、どう言う事だよ!?」
「どう言う事って・・・?」

そう言う岬の両肩を若林は強く掴んで、

「俺だって岬の事が好きなのに、どうして翼なんかと!?」
「だって、翼くんボクにとっても優しくしてくれるし、
それに、ボク、翼くんの事大好きだし・・・」
「岬・・・」
「そうだよ、若林くん」

その声に若林が振り向くと翼が立っていた。

「翼・・・」
「翼くん・・・」

翼は岬を若林から引っ剥がして自分の側にくっつかせてから、
若林を部屋から追い出してから。

「若林くん、この際ハッキリ言うけど岬くんは
俺のものだからね、例え若林くんと言えど岬くんに手を出す奴は、
俺が許さない・・・」

試合の時に見せる厳しい目で若林を睨んでそう言うと、
翼は岬と一緒に部屋へと入って行った。
独りぼっちになった若林は、

“翼・・・いつかお前から岬を奪ってやる!!
そして岬待ってろよ、俺の方に振り向かせてあげるから・・・”

そう心に誓いながら部屋を去って行った。


Fin・・・


ウフフ〜☆(*▽*)
Life様がお話書いて下さるって言った時に
『仲の良いGCにジェラってる若林君☆』
ってリクさせて頂いたら…まさにジェラシーな若林君の
お話を書いて下さいました〜(^^♪(^^♪(^^♪
みんな可愛い〜♪♪♪ メチャ嬉しいですvvv

可愛い岬クン&リクにお応え頂いて &
素敵なプレゼントありがとう御座いマシタ〜!!!

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